大野台浄水場に着いたら
大野台浄水場につくと案内の人が待っていてくれました。水ができるまでの資料をもらい相馬地方広域水道企業団のことや水道の水について勉強しました。
私たちが使っている水のもとは真野ダムの水であることが分かりました。
水道のこと
私たちがいつも水道を使えるのは真野ダムに水がたくわえられていることや、大野台浄水場で24時間働いている人たちがいるからです。
そのほか水道の水は検査されており安心して飲めることも分かりました。
大野台浄水場を見渡す
水道水について勉強したあと教室の外に出て大野台浄水場の施設を見わたしました。いろいろな建物があることが分かりました。
次は実際に大野台浄水場の見学スタートです。
フロック形成池
最初は、フロック形成地の見学です。
小さなゴミが集められゴミのかたまりになっていました。何かが水の中で回っていたのでたずねたら、ゴミとゴミがぶつかりあって大きなゴミのかたまりができるようにかきまぜているのだそうです。
小さなゴミをパックという薬で固めて大きなゴミのかたまりにしたものをフロックといいます。
沈でん池
次は沈でん池です。
フロックが沈んで水がきれいになっていました。池の深さは7mもあるのに底まで見えます。
池の底にたまったフロックは天日乾燥床へ送られ太陽の熱と風を利用して乾燥させるそうです。
ろ過池
ここは、ろか池です。
沈でん池できれいになって消毒された水でもまだ水道の水としては使えません。ろか池では1mの厚さの砂の中に水を通してきれいにします。
今度、この水と会うときは蛇口から出るときです。
これからも水を大切に使おう
ろ過池を通った水は、水質検査を受けて水道の水となります。大野台浄水場できれいになった水は浄水と呼ばれ、道路などの下に埋められた配水管やポンプ場、水をためておく配水池を通って私たちの学校や家庭に届けられています。